毎年恒例の「I will blog」です。
本記事をもって私のiOSDC Japan 2023は終了します。
感想を以下の3つに分けます。
- 発表
- スポンサーブース
- 参加
発表
まずは発表側の感想です。
ポスターセッション
初企画のポスターセッションに採択され、「研究iOS!個人アプリのソースコードぜんぶ見せる大作戦」というタイトルで発表しました。
個人アプリのソースコードをGitHubですべて公開し、できる限り印刷して公開しました。
私がポスターの前にいた時間は限られていましたが、いるときはアプリの設計やUIについて解説しました。
アーキテクチャは Androidの公式ドキュメント と NiA を参考にしているため、Androidアプリをメインで開発している人のほうがわかりやすいかもしれません。
ソースコードをほぼそのまま載せただけなので、私がいないときはあまり面白くなかったかもしれません。そのあたりもぜひフィードバックいただけると嬉しいです。
1件ですがIssueも頂けてとても嬉しかったです。
まだ全然間に合うので、少しでも気になることがあればドシドシIssueやPRなどください。
英語でもいいですが、日本語だとより嬉しいです。
ポスターセッションは「カンファレンス中、常に自分の居場所がある」状態にさせてくれるのもよかったです。
見に来てくれた人たちと議論するのが楽しいので、議論しがいのあるテーマを取り上げるのがオススメです。
パンフレット
パンフレットは4年連続で4コママンガを寄稿しました。
iOSアプリ開発のあるあるをめちゃくちゃ面白く伝えるマンガですが、過去3年間Xcodeのダウンロードに失敗することのみを取り上げてきました。
~~そろそろ飽きて~~ Xcodeを使った開発あるあるが言いたくなったため、今回はついにXcodeのダウンロードに成功して終わらせました。
この続きがどうなるかは…来年プロポーザルが通ってからのお楽しみです。
スポンサーブース
今年は幕間CMはなく、代わりにブースを出展しました。
前々職で展示会の出展はありますが、カンファレンスの出展は初めてなのでワクワクしました。
ただポスターセッション対応やブース巡りなどもしたかったのと、ブースに他のスタッフがたくさんいたので、私の出番はあまりありませんでした。
それでもいろんな方とお話しできて楽しかったです。
ノベルティ
ノベルティは色鉛筆とチロルチョコが用意されました。
チロルチョコは5種類ありました。
1種類だけ明らかにおかしい。
他の4種類は会社関連のロゴなのに、ウホーイだけ個人なんよ。
発表者全員分作るという話だったのに、蓋を開けたら私だけでした。
公式さんに会社のキャラクターと勘違いされましたからね。
後に誤解が解けたのでよかったです。
それにしても圧倒的な速度でウホーイのチロルチョコが捌けました。
企業ブースでそれはいいのかという気持ちもありますが、みんなが楽しんでいたらよしとします。
SwiftUI脳内プレビュー
SwiftUIのソースコードを見て、どのようにレンダリングされるか答えるクイズでした。
会社のテックブログが投稿される予定なので、ここでは割愛します。
参加
最後に参加者として楽しんだ感想です。
今年はトークがなかったので、特にプレッシャーがなく2.5日間フルに楽しめました。
day 0
ブースの準備をしていたらひでむねさんのトークが聞けなかったので、ぎぎにゃんのトークから聞きました。
ひでむねさんには最近かなりお世話になっているのにすみません…後ほど観ます。
ぎぎにゃんのトークはScipioについてでした。
ScipioはSwiftPMで管理しているライブラリをXCFrameworkに変換し、キャッシュするためのツールです。
CarthageのSwiftPM版と考えてよさそうです。
私はScipioが必要になるようなプロジェクトに関わることはあまりありませんが、裏側の仕組みを知れて面白かったです。
day 0は他にトークは聞けず、ポスターセッションの対応をして、1Fの企業ブースを半分ほど周ったら終わりました。
閉場後は主に地方から来ている方に声を掛けて飲みにいきました。
北海道、名古屋、大阪など各地から来てくださり、直接話す機会はなかなかないので非常に有意義な時間でした。
話し込み過ぎて終電を逃がしそうになりましたが、ギリギリ間に合いました。
day 1
11時前に会場へ着き、そのまま日向さんのトークを聞きました。
当然面白かったので詳細は省略します。
そのあとはポスターセッションの対応をして、会社のブースへ顔を出したあとに昼食を摂りました。
フードトラックが混んでいて岸川さんのトークが聞けなかったので、諦めて同僚とゆっくりランチしました。
15時半からはアンカンファレンスがあり、23卒のエース @ojun_9 くんがSwift 5.9の所有権(ownership)について説明してくれました。
ライブコーディングを混じえてわかりやすく、ときどき素人質問も飛んでくる、まさにアンカンファレンスという感じで楽しかったです。
ちなみに社内勉強会(SwiftWednesday)もだいたいこんな雰囲気なので、興味がある方はひっそりDMください。
17時からはルーキーズLTです。
2トラックなのでどちらを見るか迷いましたが、Track Bにしました。
今年からはまさかのペンライトが導入され、お酒を飲んでペンライトを振りながら聞くという、最高過ぎるイベントに仕上がっていました。
私はiOSDCを勉強会ではなくフェスだと思っており、まさにiOSアプリエンジニアの夏フェスでした。
特に印象に残ったのは おじおじ さんのLTでした。
落ち着いた口調でプレゼンするスタイルが心地よく、引き込まれるように聞いていました。
営業の方ということで納得でした。
LT後は4年振りのオープニングパーティです。
クラブを貸し切り、LTで使ったペンライトを振りながらワイワイする、とてもエンジニアのカンファレンスとは思えないイベントです。(褒めてる)
こう見えても(?)クラブへ行ったことがない私は、1時間ほどワイワイしたら静かな場所で話したくなってしまったので、何人か連れてファミレスへ移動しました。
そこで言われて刺さったのが、「人の仲良くなり方はいろいろある。ウホーイさんは初対面でも全然話せると思うけど、そうでない人もたくさんいて、お酒を飲んでワイワイすることで仲良くなる人もいる」ということです。
すごい納得しました。
後から知ったのですが、とんとんぼが壇上で熱唱して、最後に長谷川さんを壇上に上げてはしゃいでいたようです。
最初は「そんな愚行をはたらいて大丈夫なのか?」と思ったのですが、どうやらそれが正しいムーブだったようです。
私はiOSDCを誰よりも楽しんでいると思っていましたが、とんとんぼには負けました。
来年は酒を入れて私も一緒に壇上に上がりたいです。
彼のバイタリティは素直に見習いたいです。
day 2
朝起きられなかったので、しょこさんとすぎーさんのトークは電車からニコ生で聴いていました。
12時前に会場へ着き、ポケカ.swiftに参加しました。
昨年は参加者が4人だったのですが、今年は6人に増えました。
結果は以下の通りです。
最近ポケカをできていなかったので、楽しかったです。
13時過ぎにキッチンカーへ行ったら空いていたので、サッとタコライスを買いました。
たまたま一緒に並んでいたおじおじさんと ばんじゅん さんに声を掛けて3人で食べました。
おじおじさんが私のことを認識してくださっていたのが嬉しかったです。
ばんじゅんさんとは久し振りに話しました。私がSKKにハマってからは初めてなので、ここぞとばかりにSKK談義をしていましたw
お二人ともありがとうございました!
14時半からはその流れでMiwaさんのKeyboard Extensionについてのトークを聞きました。
FlickSKKやsetMarkedText()についてばんじゅんさんから聞いたばかりだったので、内容をかなり理解することができました。
そのあともAsk the Speakerや1Fのブース前でキーボード談義をできて楽しかったです。
Miwaさんが30個くらいキーボードを設定しているのがめちゃ面白かったですw 絶対普段使いしづらいんだよな…。
16時過ぎからはTrack A・BでLTです。
トップバッターの日向さんが面白いのは当然なので省略するとして、みなさん話が面白くて天才でした。
特にOginoさんのLTがエグかったです。
やっぱLTするならここまではっちゃけたほうが面白いよなぁw
ふれでぃさんやいけしょーさんの疾走感溢れるLTも好きでした。
そして2年連続トリのくれいん。
ギター演奏という前代未聞のパフォーマンスに加え、しっかり技術的な内容も組み込んで5分に収める。
めちゃ最高でトリにふさわしかったです。
Ask the Speakerの様子も貼っておきます。
今年は表彰がなかったので、このままクロージングして、iOSDC Japan 2023は幕を閉じました。
そのあとの懇親会も本当にたくさんの人とお話しできて、かけがえのない時間でした。
2次会以降の話は紙面の都合上(?)割愛します。
おわりに
今年も最高でした。
あと最後に言わせてください。
昨年ブースを出さなかったのはウホーイのCMが予算を食い潰した説があって個人的には好きなのですが、さすがにそんなことはないと思います!
…最後に言いたいことがこれなのか?
まぁいいか、ここまで読んでいただきありがとうございました!